2月7日(木)、下川の産業について学ぼうと、下川町役場産業振興課 古屋宏彦課長をお招きし、お話を伺いしました。
下川町で働いている人の数や、特に従事者が多い分野、下川町で作っている製品や販売額などを数字やグラフで説明してもらい、下川の産業の全体像を知ることが出来ました。また、産業の課題としては、「人材不足」「空き店舗」「物流」があるとのこと。人材不足の解決策としては、午前中の忙しい時間帯に働いてほしい、夏の繁忙期に働いてほしいなど、さまざまな事業所の雇用ニーズをまとめ、町内の様々な仕事を組み合わせて働いてもらう「マルチワーカー」の制度をつくり運用しているというお話がありました。
授業後半には、これまでのビジネス基礎で班に分かれ調べてきた下川町の産業についての発表を行いました。「リーサス(地域経済分析システム)を使い、下川町の少子高齢化について調べ、人口ピラミッドから、人口の減少は進み、特に高齢者の割合が増えてきていることが分かった。介護など高齢者向けのサービス業の割合が多く、少し偏っていると感じた。若者や観光客が気軽に行ける飲食店を作る、子育て支援や住宅支援をするなどの取り組みで、少子高齢化や人口減少を解決できると思う。若者向けの場がもっと増えたらいい」と発表しました。
(地域コーディネーター 本間莉恵)